やおよろずの神々を迎える神迎神事
2020/11/25歴ノ風景
昨日24日は、出雲大社から1キロの稲佐の浜で
全国の神々をお迎えする
「神迎(かみむかえ)神事」
が厳かに執り行われました。
かがり火の中、神職が、しめ縄で囲った
斎場で祝詞を上げ、神々をサカキに宿らせます。
ご到着された神々は神事の後、
「龍蛇(りゅうじゃ)神」さまをご先導として
「神迎の道」を出雲大社へと向かわれ、
「神迎祭」
が行われます。
年々参列者が多くなり、8千人近くの人が稲佐の浜に集まり、
神迎の道をお供して歩くのが恒例となっていましたが、
今年は新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、
一般の方の参列はできず、神迎の道は車で通られたそうです。
そして本日25日は出雲大社において、
「大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)」のもとに
神々が参集して「神在祭」が行われました。
ここで、さまざまな縁結びについての話し合い
「神議(かみはかり)」が行われます。
縁結びといっても男女の縁だけでなく、
すべての人や物事、事象の結びつきのことであり、
人々の“しあわせ”の御縁を結ばれる
といわれています。
神在祭の日程はこちらです↓
11月29日(日) | 10:00 | 神在祭・縁結大祭(御本殿) |
11月30日(月) | 10:00 | 神在祭・縁結大祭(御本殿) |
12月1日(火) | 16:00 | 神等去出祭(拝殿) |
神々は、この1週間、出雲に滞在されるのですが、
まさにこの神在の時、しかも満月の日に、
大社の海で採取した特別なお塩が
「満月藻塩・神在」です。
おかげさまで好評頂いており、
残り少なくなってきました。
今なら出雲大社カレンダーがついてきます。
神々のパワーが秘められた神秘のお塩は、
上品な白い箱入りでお届けしますので、
贈り物にもおすすめですよ。