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荒神谷史跡の古代ハス

2018/06/29神々の國出雲

明け方頃には雷が鳴り響き、連日雨が降り注ぐ出雲です。
お昼時間のちょうど雨が止んだ合い間に、出雲市斐川町にある
荒神谷史跡公園へ行ってきました。

園内のハス池には約5千株の美しい古代ハスが咲き、
見頃を迎えています。

古代ハスは、別名、『大賀ハス』『2千年ハス』とも言われており、
その名の由来は、千葉市の遺跡で約2千年前の地層から発見された種を、
植物学者の大賀一郎博士が発芽に成功したことからつけられたとされています。

ハス池の奥にある荒神谷遺跡からは銅剣368本、銅矛16本、銅鐸6個が発見されていて、
古代出雲の壮大な歴史を感じることができます。

約2000年前の蓮の実が、現代に花開く神秘。

弥生時代の人たちも見ていたであろう美しいハスの花を
遺跡のそばから見ていると、その時代にタイムスリップしたかのような
感覚にもなるかもしれませせん。

古代に想いを馳せ、のんびり散策してみてはいかがでしょうか。
ちなみに蓮の花は午前中に花が開き、午後には閉じてしまうので、
朝早くの鑑賞がおすすめです。

荒神谷遺跡 – 荒神谷博物館

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