出雲の『お茶の時間』
2017/04/28出雲ノ毎日
みなさんは『お茶の時間』をどのように楽しまれていますか?
久しぶりのお友達とカフェでの時間、仕事の合間に仲間とブレークタイム、
ひとりでコーヒーの香りに癒される時間、家族で楽しむほっとする時間・・・
『お茶の時間』って、日常にある一コマですが
なぜだか、日常を少し忘れさせてくれる非日常的な時間。
ホッとしながらも「よし!次からまた頑張ろう!」と力をもらえる
不思議な力を持った時間だとおもいませんか?
ここ出雲のよくある『お茶の時間』をご紹介します。
畑の側道を通りかかったご近所さま。
「ただものだんだん(いつもありがとうございます)
何やっちょらいますか(何をされていますか)」
「きゅうり植えらかと思って(きゅうりを植えようかと思って」
「ああ、ほんなら、うちも植えらないけんわ」
「あっ、ちょうどお茶飲まかと思っとったけん、一緒に飲みましょや」
と、畑仕事の合間にご近所さまと気軽に縁側カフェが始まります。
「珍しいもんはないけど、うちの筍も食べてみて」
「うちも今年は昨日初めて食べたわ。
折角だけんここのもよばれてみますわ(折角ですからお宅のも頂いてみますね)」
縁側カフェに並ぶのは山や畑からいただいた季節の品々。
今のような春は、筍やフキの煮物、甘夏かんの砂糖煮、春キャベツの浅漬けなどが並びます。
こんな風に気軽に縁側に腰かけ、お互いに時間を取られすぎずに
会話を楽しみ、のども心も潤してまた畑へ、田んぼへ、山へ・・・
こんな縁側カフェによく合うお茶があります。
『かくれ里 出雲唐川 川霧かをり茶』
豊かな自然に囲まれた出雲唐川(からかわ)で大切に育てられる茶葉は、
出雲北山の清らかな水と空気、そして立ち込める唐川川の霧に守られ、
良質な茶葉に仕上がります。
香ばしいかをりと、すきりとした味わいで、何にでも合うお茶です。
「ほっこり」したい時におすすめですよ。
みなさんも出雲の縁側カフェ、ちょっと味わってみませんか。